広島市安佐南区長楽寺の整形外科、リウマチ科、スポーツ・リハビリテーション科なら、三上整形外科医院

医師を志したきっかけ・エピソード
治療の成果がはっきりと感じられるのが魅力で整形外科の医師を志しました。

副院長：整形外科の医師である父の影響で私も同じ道を志しました。子どもの頃、父が聞かせてくれる治療の話に、「患者さまを治すってすごいな」と思っていたことから、私も人の痛みを和らげる仕事に惹かれるようになりました。整形外科の疾患は、患者さまも症状の改善を実感しやすいのが特徴です。医師としても自分の治療によって患者さまが元気になる姿を見られると嬉しいですね。

院長：私の場合は、親戚などに医師が多かった影響もありますが、祖母が肝硬変で自宅療養していたとき、医師が腹水を抜くところを見た経験も大きく影響しています。医療行為が子どもの目にはとても不思議に映ったのでしょうね。それと、学生のときに消化器疾患や脳疾患などの外科の手術で命を落とされる方を目にしてきた一方で、整形外科は笑顔で元気に退院される患者さまを見送れることが多いことにやりがいを感じました。

どのような症状に悩む患者さまが来院するか
肩・腰・首の痛み、ひざなどの関節痛、神経痛、けが、交通事故などで来院されます。

新興住宅街なので子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方が来院されます。お年寄りは腰痛、ひざの関節痛、首の痛み、神経痛による手足のしびれなどに悩んで来られる方が多いですね。あとは交通事故によるむち打ち、スポーツ中のけがや骨折などで来院されるお子さまや若い方もいます。

時代の変化に伴って生活も変わっていきますので、それに対応できる診療が大事だと思いますね。お年寄りでも農業を営んでいる方は、全身にあちこち痛みを抱えていても元気な方が多いです。他方で、子どもは最近、家でゲームばかりしていて外で遊ばない傾向にあるので、運動不足でちょっとしたことでもけがをしやすいですね。

診察の際のモットー
患者さまを自分の家族だと思って親身に接すること心掛けています。

副院長：大学時代の先輩からアドバイスされたこともありますが、患者さまに対しては、「自分の家族ならどういう治療をしてほしいだろう？」といつも考えて対応するようにしています。また、患者さまはさまざまな痛みを抱えて来院していることに配慮し、訴えを親身になって伺い、患部を手で触るなど、より丁寧に診るようにしています。

院長：やはり、診療の際にはパソコンばかり見ず、目を見てお話しすべきですよね。患者さまやそのご家族の不安を和らげられるよう、思いやりをもって診察することが大切だと思います。

副院長：あと、診療内容をしっかりとお伝えするために、専門用語をできるだけ避けて、よりわかりやすい言葉で説明することも心掛けていますね。

お年寄りに対して配慮していること
お年寄りは特に、症状のことだけでなくちょっとした悩みごとも伺うようにしています。

院長：お年寄りは若い夫婦と同居していても話を聞いてもらえなかったり、パートナーを亡くして一人暮らしをしていたりと、孤独を感じている方も多いかと思います。そのような患者さまに対しては、病気以外のお話も親身になってお伺いするよう心掛けています。ストレスが痛みに影響していることもありますので、病気の背景を探るうえでも重要ですね。長い間当院に通ってくださっている患者さまとは気持ちも通じていますので、できるかぎりお力添えできればと思っています。

副院長：お年寄りの方は症状が１つでないことも多いので、詳しくお話を伺って病気を見きわめるようにしています。必要に応じて近隣の病院に紹介したり、介護保険のご案内をしたりもしています。

患者さまへのメッセージ
インターネットやテレビからの情報に頼らず、まずは気軽に私たちにご相談を。

副院長：親子2代で地域に密着した医院をめざして今にいたります。ちょっとした悩みごとでも、お気軽に話に来ていただければ幸いです。

院長：情報社会の今、インターネットにしてもテレビにしても、医療情報があふれていますよね。でも、それらの情報が全て正しいわけではありません。サプリメントを乱用した結果、血液検査で異常な数値を出してしまったり、病気と決めつけて不安を抱えたりして来院される方も多くなっています。まずは自己判断せずに、手遅れになってしまうこともありますので、一度医師の診察を受けてください。そしてよろしければ、私たちに相談していただければと思います。